〔コラム〕「これ、君にお願いしたいんだけど」

実行とチームマネジメント

部下の反応はさまざま

仕事を任せるとき、部下の反応はさまざまです。
「わかりました!」と即答する人もいれば、
「え、それ私がやるんですか…無理だと思います」と困惑する人もいます。

リーダーとしては、多少チャレンジングだとしても
「いけるだろう」「ここで経験を積んでほしい」――そんな期待を込めて頼んでいます。
だからこそ、ネガティブな反応が返ってくると、がっかりすることもあるでしょう。

部下にとっての“重み”

一方、部下にとっては重荷に感じるものです。突然の依頼であればなおさらです。

だからといって「断ったら評価が下がるよ」と伝えてしまえば、
“やらされ感”が強まってしまいます。

では、評価の話は出さない方がよいのでしょうか。

「伸びる評価」として伝える

私は、評価につながる話は伝えて良いと思っています。
ただし、“下がる”話ではなく、“伸びる”話として伝えるべきです。

たとえば、こういう言い方はいかがでしょうか。

「これはぜひ君に任せたい。大変かもしれないけれど、ここをやり切れば次のステップにもつながるし、君の業績としても評価されますよ。」

ポイントは、**「君を見ている」「成長のチャンスだ」**と伝えることです。
部下のモチベーションをくすぐるのは、信頼されているという実感なのです。

安心材料を添える

もちろん、まだ不安が残る部下には、

  • 「全部一人で抱え込まなくていい」
  • 「一緒に進めていこう」

と伝えて、安心材料を添えることも大事です。

背中を押す言葉に変える

評価は“押しつけの材料”ではなく、**“背中を押す材料”**として使う。
このひと言があるかどうかで、部下の表情も、取り組み姿勢も大きく変わってくるのではないでしょうか。

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