〔コラム〕予定通りなんて、滅多にない

実行とチームマネジメント

想定外は日常茶飯事

頭を下げまくって何とか通した案件が、方針変更で“なかったこと”になる。

顧客からのしつこいクレーム、指示に反発する部下、進捗が遅れていると声を荒らげる上司、利害が対立する社内の他部局。
大株主や有力顧客の圧力、突然の制度変更。

――リーダーの仕事は、こうした“想定外”の連続です。


リーダーも人間だ

そういうときこそリーダーの出番だ、と繰り返し書いてきました。
けれども人間だもの、眠れない夜もあれば、出社したくない朝もある。渦中にいると辛くてたまらない。

というか、仕事に限らず人生全般、予定通りに進むことなんて100回に3回くらいじゃないか――そんな気さえしています。もちろん、統計を取ったわけじゃないですが。


道はいつもある

それでも、こうして何とか生きてこれました。
ということは、予定通りでなくても、致命的でさえなければ、必ず“何かしらの道”はあったということです。

もし今、行き詰まっていたとしても、いつか振り返れば“ただの通過点”になるかもしれません。


助け合って進む

思えば、いろんな人に助けられてきました。
苦しいときに手を差し伸べてくれた同僚、背中を押してくれた上司、厳しいけれど筋の通った意見をくれた部下。

組織で仕事をするということは、つまり、一人では困難なことを、協力し合って成し遂げるということです。

次なるテーマへ

という訳で、次の第五部では“人との関わり方”を考えてみたいと思います。
リーダーとして、特に中間管理職が、どんなコミュニケーションが必要なのか。
ここまでの各部はリーダーの「役割」を取り上げて書いてきました。そのため、おのずと理想論というか「理屈」がまさっている、あるいは、「スローガン」でしょという感じを受けたことと思います。でも、コミュニケーションはなかなか理屈通りいきません。そのあたりも触れていければと考えています。

その前に、次章では、第四部全体を振り返えります。

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