前章で書いたようなことはもうとっくにやりつくした。けれどそれでも数十連勤なんだよ、って方もいるかと思う。仕事ができる人ほど仕事が集中しやすいというのも世の習いだ。
一人で抱えず、チームで揉む
そんな場合まずは、一人で抱え込まずチームで揉んでみよう。メンバーから「この作業って必要ですか」とか「ここ今ならAI活用で省力化できますよ」といった意見や提案が出てきたりするものだ。自分が知らないうちに環境が変わっているかもしれない。
なお、「チームで議論している時間があるなんて暇なんだな、うちの場合は忙しくてとても無理。」は多くの場合間違いだ。これは書類やメモがバラバラに積まれているデスクで仕事をするのと同じである。先に時間を取って整理整頓してから仕事を進めた方が、探し物などで時間を食わない分スピードアップできるというものだ。
完璧主義を手放す
さらに、大事な話がある。「リーダーは完璧主義に囚われないよう努めなければならない」ということだ。私の会社でも、締め切りが迫っているのに一字一句まで部下の作成資料にダメ出しするリーダーの下で病んで辞めていった部下が実際にいた。完璧を目指す=正しいことと思い込みがちなので、敢えて強調したい。
疲弊を上に伝え、人員の再配分を交渉する
そして、これらの取り組みをしたうえで、部下と自分自身の努力と疲弊を人事部局や上層部に伝え、インプットし、評価に反映してもらうとともに、人員の再配分を交渉する。それが課長の役割だ。
次章予告
次章では、部下の心身の不調とどう向き合うかを考える。
読者への問い
あなたは完璧主義に囚われていないか?
