ランチでの失敗談
独身時代のこと。以前から素敵だと思っていた女性と、ようやくランチをご一緒する機会が訪れた。
ちょうど海外出張から戻ったばかりで、私は「これは絶好のネタがある!」とばかりに、出張中の出来事を矢継ぎ早に話し始めた。
しかし気づけば、彼女は笑顔もなく、うつむきがち。
「あれ、なんか変だな?」と思ったときにはもう遅く、ランチは静かに終了。以来、その方とご一緒する機会は二度と訪れなかった。
気づいたこと
今ならはっきりわかる。
自分は「話してあげている」つもりになっていただけだったのだ。
面白い話をしていると思い込んで、完全に自己満足のマシンガントーク。
相手の反応を一切見ずに突っ走っていた。あれは完全に“独り言”だった。
会話とは「反応を交わすこと」
若かった私は、得難い機会に興奮して舞い上がっていたのだろう。
しかしその反省は今も心に残っている。
会話とは、話すことではなく、反応を交わすこと だ。
これはビジネスでもまったく同じである。
「自分が面白いと思う話」よりも、「相手がどう受け取っているか」に意識を向けることが大切だ。身に染みたはずだった・・・
余談
ところが、ついこの前も家内を怒らせてしまい、辛い週末を過ごす羽目になったりしている……難しい。
追伸:家庭内の会話においても、感情と事実を切り分けて話を聴いたり、語ったりする必要があるのはビジネスと同じであるが、違うのはビジネスは事実を重視、家庭内は圧倒的に感情を重視することがコツのようだ。特に家内との会話は、感情さえ受け止められれば事実は二の次であることを最近学んだので備忘録として記す。

