上司の視点を知らなかった若手時代
私が若いころは、人事評価の結果が本人にフィードバックされる制度はありませんでした。ですから、上司が自分をどう見ているのかを意識することもなく、ただ目の前の仕事を片づけることだけに集中していたのです。
評価する側に立って気づいたこと
ところが、副リーダーとなり評価業務を手伝う立場になったとき、大きな驚きがありました。「自分はこんな視点で見られていたのか」と。若いうちにこのことを知っていたら、もう少し立ち回り方も工夫できたのではないかと思ったものです。
それでも「気にしすぎるな」と伝える理由
ただ今は、むしろ「評価を気にしすぎるな」と若手に伝えています。現在は評価結果が本人にフィードバックされるようになりましたが、それを意識するあまり行動が歪んでしまうのは本末転倒だからです。
評価されることを知らずに働いていたころの自分、そして今、評価する立場になった自分。その両方の経験があるからこそ、人事評価のもつ厳しさと奥深さを強く感じています。
次章予告
次章では、評価をめぐる「見えていないもの」とどう向き合うかを考えます。
このブログでは『考え方やフレームワーク』を扱っています。『明日の現場で即使えるケーススタディ』をnoteで公開しています。当ブログでこれまで語ってきた「型」や「かまえ」を実際の現場場面にあてはめた問題集として読んでいただけます。→【noteはこちら】
